離婚の知識

離婚はこの4つの離婚方法があります。

■協議離婚
夫婦間の話し合いで離婚に合意し、協議離婚届けに署名・押印して役場に提出する。

■調停離婚
協議離婚で話し合いがつかない場合、家庭裁判所に調停を申し立てて、調停委員を交えて話し合いをする。話し合いがつけば離婚が成立する。

■審判離婚
調停で一方が離婚に合意しない場合、家庭裁判所の独自の判断で職権によって離婚を宣言する。

■裁判離婚
調停でも審判でも決着しない場合、一方が家庭裁判所に訴訟を起こし裁判所の決着によって離婚をする。

■離婚が認められる理由
裁判では離婚協議とは異なって法律で定められた理由5つが必要になっています。
・配偶者に不貞な行為があったとき
・配偶者から悪意で遺棄されたとき
・配偶者の生死が3年以上明らかでないとき
・配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
・その他婚姻を継続し重大な事由があるとき

不貞行為が原因の場合、不貞の証拠が必要になります。

■配偶者に不貞行為があった場合
不貞行為とは、不倫・浮気のことであり、配偶者以外の人と性的関係を持つことを言います。食事や買い物だけでは不貞行為にはあたりません。ただし、性的関係はなくても、その行為が原因で夫婦間の仲が壊れてしまった場合などは、「婚姻を継続し難い重大な事由」として訴訟を起こすこともできます。不貞行為があったからといって必ず離婚が認められるわけではなく、不貞行為が「婚姻関係を破綻されたかどうか」が裁判では重視されます。

■不貞行為の証拠
話し合いでは不貞を認めていても、調停や裁判になったとたんに不貞行為はないと開き直る人がたくさんいます。不貞を原因に離婚訴訟を起こす際には、訴える側が不貞の事実を立証しなければなりません。不貞の事実を立証するためには離婚訴訟をする前に、不貞の事実の証拠を集めておくことが重要になります。裁判だけではなく、協議離婚や調停離婚の際にも、不貞の証拠があると相手が不貞を認めざる得ないため、慰謝料を多く請求する場合などで有利になります。不貞の強い証拠となるのは、2人でホテルに入る写真や探偵社の調査報告書などになります。この証拠を自分で揃えるのはとても難しいことです。不貞行為を原因とした裁判離婚で、確かな不貞の証拠がないばかりに、配偶者の不貞が認められなかったケースがあります。その他婚姻を継続し難い事由を適用された場合には慰謝料が取れなくなってしまったり、金額が大幅に減額されてしまうケースがあります。裁判での不貞の行為にはしっかりとした証拠が必要になります。言い逃れをされてしまう前に、プロの探偵に浮気調査を依頼して不貞の確実な証拠を撮ってもらうのがよいでしょう。